LYKKE NEEDLES

編みものの道具って、可愛すぎて照れる。

部屋のインテリアから持ち物すべて、財布もスケジュール帳もペンもメガネも、身の回りのものはぜんぶ、自分が気に入ったものを使っているのに、編みものの道具だけは選択肢がグッと減るなあと感じている人って、けっこういるのでは。普通に白とか黒とかでいいのにと思いながら、ピンクのマーカーを買ってる人って、少なくないはずと、私は日頃から思っていました。

かっこよくてシックで使いやすい道具を探せ。

ネットショップを立ち上げることになって、まず最初に探したのは付け替えできる輪針セットでした。甘くないデザインのものをと探していたら、ありました!理想的な塩系のかっこいいの。グレイの褪せたカラーリングがとっても素敵で針先も細め、気持ちよく毛糸がすくえます。肝心の使い心地はというと、独特のぬめりがあって、ほどよく糸を掴んでくれる感触がクセになる程気持ちいい!すっかり気に入ってお取り扱いを開始。オープンして1年後には、デザイン性の高さだけではなく、編みごこちの良さも人気となり、単品や五本針を含め、ほぼすべてのラインナップを揃えるまでに至りました。カラーも全て揃っています。

付け替え輪針で一番大事な部分、ちゃんと押さえております。

針のサイズは金具に刻印されています。消えない安心感がうれしい。もちろんデザインとしてもかなり効いていていい感じ。そしてなにより一番気になるジョイント部分のスムーズさ。付け替え輪針で一番大事なのって、このジョイントのところで糸がひっかからずにスムーズに編めるかどうかだと思っているのだけど、このLYKKE、かなりスムーズです。ジョイント部分を指で触ってみても、ほとんど引っ掛かりを感じません。えらい!ただ、KNITPRO同様、締めるのに付属の針金が必要です。TULIPさんのCARRY Cシリーズみたいに、ゴムが入っていたら緩まないんだけどね。でもこの引っかかりがほぼない、というのはストレスなく編めるのですごくいいです。

​スムーズな代わりに、といってはなんですが、コードが回転しません。でも、個人的にはコードがヨレたら手で戻せばいいだけだと思うんですよね。それよりジョイントのスムーズさの方が大事!No moreストレス!

現在バーチウッド3色プラス、竹針も登場!

現在グレイデニム、アンバー、インディゴと、バーチウッドが3色、2020年に、麻のケースが可愛いバンブーの針セットがプラスされました。バンブーは日本の竹針とも少し編み心地が違います。コーティングされているので、竹特有の柔らかさやカサカサした感じに少しぬめりが足されたような編み心地です。どちらもしっかりとした大きめのケースが付いていて、たっぷりとしたポケットには、メジャーや糸切りハサミなど、けっこうモノが入ります。あと、針がスタンドアップします。最初は要る?この機能、って思いましたが、台の部分が折れ曲がるので、針が取り出しやすくて便利です。バーチウッドのセットは3.5mm以上、バンブーは3.25mm以上の針がセットされています。靴下を編む細めのサイズは入っていませんが、このセットがあればウエアも小物も、ある程度のものが編めますよ。LYKKEの編み心地が気にいったなら、ぜひセットを買うことをお勧めします。特にゲージの調整をするのに、前後のサイズの針って必要なので。もう少しハイゲージがいいかなあとか、試せるほうが絶対いいです。黒いコードもかっこいいですよね。コードは比較的柔らかくてマジックループも難なくできます。比較的って書いたのは、コードに若干反発力があるので、小さな径のものを編むのにはちょっと硬いからです。TULIPのキャリーシーロングくらい柔らかいといいのになあと思われる方は、ニットプロのコードをお試しください。金具が同じなので代用できます。デザインが先行している印象のLYKKEの輪針セットですが、編む道具としてもかなり優秀。独特のぬめりや、リズミカルに編むのを助けてくれる硬めのテクスチャーを、ぜひ体験してほしいと思います。それに編みかけの、針がかかったままのセーターがなんだかおしゃれ。そういうのってやっぱり大事よね、と思うのです。

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